セラミック治療

白さも、形も、自然に整える。口元全体との調和を大切にしたセラミック治療。

CERAMIC RESTORATION

セラミック治療とは

自然な白さと、しっかり噛める丈夫さ。見た目にも使い心地にもこだわった自由診療です。

セラミック治療は、むし歯などで失った歯を、白い詰め物や被せ物で自然に整える治療です。保険の白い歯(CAD/CAMレジン)とは材料が違い、当院でよく使っているジルコニアは、試験データ上、曲げに強く、すり減りにくい特徴があります。

色や透明感を周りの歯に合わせやすく、自然になじむ仕上がりを目指せます。きれいに見えるだけでなく、噛み合わせや口元全体のバランスまで確認してご提案します。

セラミッククラウン

BENEFITS

セラミック治療のメリット

01

保険の白い歯より丈夫

ジルコニアは、セラミック治療で使われる白い材料の一つです。保険の白い歯(CAD/CAMレジン)と比べると、曲げに対する強さは約3.7倍、すり減りにくさは約41倍です。

※曲げ強さの倍率は、CERASMART 270(246 MPa)とIPS e.max ZirCAD(900 MPa以上)の各メーカー公表値を単純比較した参考値です。耐摩耗性の倍率は、120万回・荷重120 Nの咀嚼シミュレーション試験で得られた摩耗量(Cerasmart 0.82 mm³、ZirCAD 0.02 mm³)の逆数比から算出した参考値です。材料・試験条件により異なり、臨床での耐用年数を示すものではありません。
02

自然な透明感

天然歯のような透明感や色の濃淡を表現しやすく、周囲の歯になじむ自然な仕上がりを目指せます。

03

美しさを保ちやすい

表面が滑らかで着色や変色が起こりにくく、治療後の色調や質感を長く保ちやすい材料です。

04

金属を使用しない

金属色が透けたり、歯ぐきとの境目が黒く見えたりしにくく、メタルフリーの選択肢です。

COMPARISON

保険の白い歯(CAD/CAMレジン)とセラミックの違い

どちらも白い歯ですが、使っている材料が違います。保険の白い歯は主にレジンを含む材料、セラミックは陶材やジルコニアです。違いを簡単に比べます。

保険の白い歯(CAD/CAMレジン)

保険で使える白い材料です。プラスチック(レジン)を含むため、セラミックより摩耗したり、変色したりしやすい傾向があります。

セラミック

天然歯に近い透明感を出しやすい材料です。保険の白い歯より摩耗や変色に強く、きれいな表面を保ちやすい特長があります。

保険の白い歯(CAD/CAMレジン)と
セラミック(ジルコニア)の丈夫さを比較

ジルコニアは、セラミック治療で使われる白い材料の一つです。保険の白い歯(CAD/CAMレジン)と比べると、曲げに強く、すり減りにくい特徴があります。
見た目だけでなく、丈夫さを重視する場合の選択肢になります。

保険の白い歯(CAD/CAMレジン)と比べて

約3.7倍曲げに強い

メーカー公表値による曲げ強さの単純比較

保険の白い歯
(CAD/CAMレジン)
1
セラミック
(ジルコニア)
約3.7
保険の白い歯(CAD/CAMレジン)246 MPaセラミック(ジルコニア)900 MPa以上

保険の白い歯(CAD/CAMレジン)と比べて

約41倍すり減りにくい

同じ条件で行った摩耗試験の参考値

保険の白い歯
(CAD/CAMレジン)
1
セラミック
(ジルコニア)
約41
保険の白い歯(CAD/CAMレジン)0.82 mm³セラミック(ジルコニア)0.02 mm³

※材料・試験方法により数値は異なります。曲げ強さは各メーカー公表値(246 MPaと900 MPa以上)を用いた単純比較です。耐摩耗性の倍率は、120万回・荷重120 Nの咀嚼シミュレーション試験で得られた摩耗量(0.82 mm³と0.02 mm³)の逆数比から算出した参考値で、臨床での耐用年数や治療効果を示すものではありません。

出典:GC CERASMART 270 製品資料Ivoclar IPS e.max Scientific ReportWear evaluation of CAD-CAM dental ceramic materials by chewing simulation

素材ごとに長所と注意点があります。セラミックにも強い衝撃や噛み合わせによって欠けたり割れたりする可能性があります。

OUR APPROACH

曽我歯科医院三軒茶屋の
セラミック治療

単に白い歯を入れるのではなく、口元全体に自然になじむ仕上がりを大切にしています。

01

お口全体との調和を確認

隣の歯、歯ぐき、唇、お顔とのバランスまで確認します。

02

噛み合わせまで考える

見た目とともに、噛む力や歯ぎしりの影響を確認します。

03

歯科技工士との連携

歯の色・形・表面の質感を共有し、天然歯に近い表現を目指します。

04

仮止めで仕上がりを確認

色調、形、噛み合わせ、装着感をご確認いただき、必要な調整後に接着します。

TREATMENT MENU

セラミック治療メニュー

見た目、強度、治療する場所を踏まえて、適した素材をご提案します。

01

GRADATION CERAMIC CROWN

主に前歯におすすめ

グラデーション
セラミッククラウン

ポーセレン(陶材)を何層にも築盛し、天然歯が持つ透明感や色の深み、切縁の明るさまで再現するオールセラミッククラウンです。一本一本を歯科技工士が手作業で仕上げるため、前歯など高い審美性が求められる部位に適しています。

費用(税込)165,000円/本
天然歯のような透明感自然なグラデーション前歯の審美治療に
グラデーションセラミッククラウン装着例
前歯の美しさを重視する方へ

隣の歯との色調や明るさを細かく合わせられるため、一本だけ治療した場合でも周囲になじみやすく、自然な口元へ仕上げることができます。ポーセレンを何層にも築盛することで、エナメル質特有の透明感や切縁の明るさ、奥行きのあるグラデーションまで表現できます。

仮止めで仕上がりを確認します

完成したクラウンは一度仮止めを行い、色調や形態、噛み合わせ、唇とのバランスなどを確認します。気になる点があれば微調整を行い、ご納得いただいたうえで最終的に接着します。

長く美しさを保つために

セラミックは変色しにくい素材ですが、クラウンと歯の境目には汚れがたまり、むし歯や歯周病が起こる可能性があります。毎日の歯磨きと定期的な検診・クリーニングが大切です。

ジルコニアクラウン
02

ZIRCONIA CROWN

主に奥歯におすすめ

ジルコニアクラウン

高い強度を持つジルコニアを使用したオールセラミッククラウンです。噛む力が強くかかる奥歯でも使用しやすく、機能性と見た目を両立したい方におすすめしています。

費用(税込)148,500円/本
高い強度と耐久性主に奥歯におすすめブリッジにも対応
強度を重視する方へ

ジルコニアは現在使用されている歯科材料の中でも強度に優れた素材です。奥歯など噛む力が強い部位や、ブリッジにも適しています。金属を使用しないため、自然な白さでお口になじみます。

仮止めで仕上がりを確認します

完成したクラウンはいったん仮止めをして形や噛み合わせ、装着感を確認します。問題がないことをご確認いただいたうえで最終的に接着し、気になる点は必要に応じて調整します。

長く快適に使うために

ジルコニアは変色しにくく耐摩耗性にも優れますが、歯との境目はむし歯や歯周病になる可能性があります。毎日の歯磨きと定期的な検診・クリーニングが大切です。

03

CERAMIC INLAY

白い詰め物

セラミックインレー

むし歯を削った部分に装着する白い詰め物です。金属を使用しないため自然な見た目に仕上がり、以前治療した銀歯を白くしたい方にもおすすめです。

費用(税込)66,000円/本
自然な白さ金属を使用しない変色しにくい
セラミックインレー治療例
銀歯を白くしたい方へ

以前治療した銀歯を、自然な白い詰め物へ交換することも可能です。当院では症例に応じてジルコニアやe.maxなどを使用し、歯の大きさや噛み合わせ、残っている歯質を総合的に判断して材料を選択します。

素材は状態に合わせて選びます

すべての歯に同じ材料を用いるのではなく、残っている歯の量、詰め物の大きさ、噛む力を確認して適した材料をご説明します。

長く快適に使うために

セラミックは変色しにくく耐摩耗性にも優れますが、歯との境目はむし歯になる可能性があります。毎日の歯磨きと定期的な検診が大切です。

CASES

セラミック治療の症例

治療前後の写真とともに、治療内容・期間・費用・リスクをご紹介します。

セラミック治療前
BEFORE
セラミック治療後
AFTER

セラミック治療とインプラントで機能性と審美性を回復

広範なむし歯と歯ぐきの腫れに対し、セラミックによる審美修復と奥歯のインプラント治療を行いました。

治療内容
ティースクレンジング、グラデーションセラミッククラウン、インプラント
治療期間
約10か月
費用
約180万円(税込)
主なリスク・副作用
歯を削る必要があり、治療後に一時的な痛みや知覚過敏、セラミックの欠け・破損が生じることがあります。インプラント手術では、術後の腫れ・痛み・出血・感染・神経損傷や、骨と結合しない可能性があります。
前歯の治療前
BEFORE
前歯の治療後
AFTER

前歯の色と形を自然に整えた症例

ティースクレンジングとホワイトニング後、前歯をグラデーションセラミッククラウンで修復しました。

治療内容
ティースクレンジング、ホワイトニング、グラデーションセラミッククラウン
治療期間
約4か月
費用
約45万円(税込)
主なリスク・副作用
歯を削る必要があり、治療後に一時的な痛みや知覚過敏、セラミックの欠け・破損が生じることがあります。ホワイトニングでは知覚過敏や歯ぐきの刺激が生じることがあり、白さの現れ方には個人差があります。
セラミックインレー治療前
BEFORE
セラミックインレー治療後
AFTER

奥歯の銀歯を白く整えた症例

金属の詰め物を除去し、歯の状態を確認したうえでセラミックインレーにより修復しました。

治療内容
金属の詰め物を除去し、セラミックインレーで修復
治療回数
通常3回程度
費用
66,000円(税込)
主なリスク・副作用
歯を削る必要があり、治療後に一時的な痛みや知覚過敏が生じることがあります。強い衝撃や噛み合わせにより、詰め物が欠けたり外れたりすることや、歯との境目に再びむし歯が生じる可能性があります。

FLOW

セラミック治療の流れ

お悩みを伺う

気になる色や形、ご希望、ご予算を伺います。

検査・診断

歯や歯ぐき、噛み合わせを確認し、治療計画と見積もりをご提示します。

前処置

必要に応じて、むし歯の除去や根管治療を行い、被せ物を装着できる状態へ整えます。

形成・型取り

必要な範囲を整え、型取りを行います。部位に応じて仮歯を装着します。

試適・装着

色、形、噛み合わせをご確認いただいたうえで接着します。

メンテナンス

歯との境目や噛み合わせを定期的に確認します。

WHEN TO VISIT

このような方はご相談ください

  • 銀歯や古い被せ物の色が気になる
  • 歯の形や色を自然に整えたい
  • 前歯の見た目を周囲の歯に合わせたい
  • 金属を使わない治療を検討したい
  • 見た目と噛みやすさの両方を大切にしたい
  • 自分に合う素材や費用を知りたい

ご希望を伺い、お口の状態や噛み合わせを確認したうえで、治療の選択肢をご説明します。

FAQ

よくある質問

セラミックと保険の白い歯(CAD/CAMレジン)は何が違いますか?

保険のCAD/CAM材料の多くはレジンを含み、セラミックとは強度や摩耗への強さ、透明感、色調の安定性が異なります。代表的な製品の単純比較では、CAD/CAMレジン(CERASMART 270)の曲げ強さ246 MPaに対し、ジルコニア(IPS e.max ZirCAD)は900 MPa以上で、約3.7倍です。同一条件の摩耗試験では、摩耗量が0.82 mm³に対して0.02 mm³で、摩耗量の逆数比からみたジルコニアの耐摩耗性は約41倍でした。(数値は材料や試験条件により異なり、臨床での耐用年数を示すものではありません。)

詳しくは、保険の白い歯(CAD/CAMレジン)とセラミックの比較へ

前歯と奥歯ではおすすめの素材が違いますか?

はい、治療する場所によって重視する性質が異なります。前歯では、周囲の歯になじむ色調や透明感、表面の質感を細かく再現できることが大切なため、ポーセレンを重ねて仕上げるグラデーションセラミッククラウンが適する場合があります。奥歯では、強い噛む力に耐えられる強度や耐摩耗性をより重視し、ジルコニアクラウンをご提案することがあります。ただし、素材は部位だけで一律に決めず、残っている歯の量、噛み合わせ、歯ぎしりの有無、見た目のご希望などを確認して選びます。

詳しくは、前歯向けのグラデーションセラミッククラウン奥歯向けのジルコニアクラウンをご覧ください。

銀歯を白くすることはできますか?

多くの場合は可能です。銀歯を外したあとの状態を確認し、部分的な詰め物で修復できる場合はセラミックインレー、歯全体を覆う必要がある場合はジルコニアクラウンなどをご提案します。

セラミックは割れることがありますか?

セラミックもCAD/CAMレジンも、強い衝撃や噛み合わせの状態によって欠けたり割れたりする可能性があります。ただし、代表的な製品の単純比較では、CAD/CAMレジン(CERASMART 270)の曲げ強さ246 MPaに対し、ジルコニア(IPS e.max ZirCAD)は900 MPa以上で、約3.7倍の曲げ強さがあります。物性としてはジルコニアの方が曲げに対して高い強度を示しますが、破損しないという意味ではありません。治療する部位、セラミックの厚み、残っている歯の量、噛み合わせや歯ぎしりなどを確認して材料と設計を選びます。

詳しくは、保険の白い歯(CAD/CAMレジン)とセラミックの比較へ

セラミックは変色しますか?

セラミック自体は変色しにくく、色調が安定しやすい材料です。特に代表的な製品を同一条件で比較した摩耗試験では、CAD/CAMレジンの摩耗量0.82 mm³に対し、ジルコニアは0.02 mm³で、摩耗量の逆数比からみた耐摩耗性は約41倍でした。表面がすり減りにくい性質から、研磨された艶や滑らかさを長期間維持しやすいことが期待できます。ただし、この倍率は臨床で艶が保たれる期間を示すものではありません。また、歯との境目の着色や周囲の天然歯の変化によって、見え方が変わることがあります。

詳しくは、保険の白い歯(CAD/CAMレジン)とセラミックの比較へ

ブリッジにもセラミックは使用できますか?

状態と設計によっては可能です。欠損している歯の数や位置、支えとなる歯、噛む力を確認してご提案します。

セラミック治療は何回くらい通院しますか?

治療する歯の状態や修復物の種類によって異なります。当院では、セラミックインレーは通常3回程度が目安です。クラウンは、むし歯の除去や根管治療などの前処置、仮歯を使った形や噛み合わせの調整が必要な場合、通院回数や治療期間が増えます。検査後に、必要な治療工程とおおよその回数をご説明します。

詳しくは、セラミック治療の流れへ

セラミックはCAD/CAMレジンより長持ちしますか?

耐用年数を一律に比較することはできません。一方、材料の物性を代表的な製品で単純比較すると、セラミックの一種であるジルコニアは、CAD/CAMレジンに対して曲げ強さが約3.7倍、摩耗量の逆数比からみた耐摩耗性が約41倍でした。(これは、ジルコニアの臨床での耐用年数が3.7倍または41倍になるという意味ではありません。)実際の経過は、治療部位、残っている歯の量、噛み合わせ、歯ぎしり、毎日の清掃や定期検診などにも左右されます。

詳しくは、保険の白い歯(CAD/CAMレジン)とセラミックの比較へ